【お役立ちコラム】今の時代だからこそ、ミュージシャンが面白い（前編）

コーディネーターブログ

コラム

今月から2回続けてコラムをご担当いただくのは株式会社スタジオパックス代表取締役　進藤隆太氏です。
エルパレッスンの発表会で生配信や動画編集など幅広くご担当下さっております。

17年スタジオ運営や映像制作、イベント設営の仕事に携わっている進藤さんだからこそ、ミュージシャンが面白い！と語ってくださっています。
今の時代「やりたい！」と思ったら誰でも曲を作ってリリースできる。
そんな可能性に満ち溢れたコラムをどうぞご覧ください。

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私は、17年スタジオ運営や映像制作、イベント設営の仕事をしてきました。
その中で駆け出しのミュージシャンからプロに至るまで様々な方との出会いがあり、今、感じていることがあります。

ミュージシャンが面白い。

17年前、私が音楽業界に参入したときには、スマートフォンはありませんでした。
iPodが出始めで、音楽と言えばまだまだCDを買う時代でした。

大好きなCDを買うために開店前から並んだりもしました。
この仕事に就いてからも、一緒に仕事をして気になったミュージシャンのCDを探して買うことで音楽の財産にしていました。
それはまるで宝物を手に入れたような感覚に近いものです。

昨今デジタル社会になり、音楽を聞くのにお金を払わない時代となりました。
気になったミュージシャンはネットで検索し、YouTubeで視聴できる時代です。

「音楽では食べていけない」
などという言葉もあり、CDというアイテムがお金にならなくなったことで、この業界から去った方がたくさんいるのも事実です。

しかし、音楽業界にはチャンスがきています。
私はそう思います。
このチャンスをぜひ活かしてください。

それは、音楽リスナーが全世界に広がったからです。
今の時代、ほとんどの方がスマートフォンを持っており、何かしらのプラットフォームを持っています。
CDという媒体ではなくなりましたが、いつでもどこでも誰でも音楽を聴き、その場で購入もできるようになったのです。

17年前のCD時代では考えられないほど、マーケットが広がりました。
また、自分の音楽を世に出すことも、簡単になりました。

路上でライブをしながら、気に入ってくれた方にCDを1枚1枚手渡しで売るのではなく、SNSを通じて1つの投稿から全世界に広がるのです。
今は努力と工夫でどうにでもなる時代です。

みなさんもご存知でしょうが、とんでもない収入があるユーチューバーの方も多くいらっしゃいます。
ミュージシャンも同じです。
YouTubeから有名になってメジャーデビューした方もいれば、テレビでの露出はなくともYouTubeだけで人気がでて活動している方もいます。
TikTokしかり。

投げ銭ライブなんかも、旨くても下手でも、頑張っていることに応援してくれる方って、本当に沢山いるんです。

「CDが売れない＝音楽では食べていけない」と卑屈にならないで。
マーケットは大きく開かれ、その市場に自分の音楽をラインナップさせることが容易な時代がきました。

このチャンスにのって世界中にあなたの音楽を届けてください。

・スマートフォンの数だけ音楽を聴く人はいる
・誰でも、音楽作品を世の中に披露するチャンスがある
・音楽作品をお金にすることが容易になった

来月の後編もどうぞお楽しみに。

株式会社スタジオパックス
代表取締役　進藤隆太