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2023.02.16【お役立ちコラム】どんな仕事をしたい?どんな大人になりたい? ~職業体験から見つける未来~(前編)

コラム

2023年3月から2回にわたってコラムを担当して下さるのは、エルパの「指揮者体験ワークショップ」を毎年ご依頼いただいている一般社団法人夢らくざプロジェクト髙田 亮氏です。

各地で開催し大盛況のイベント「おしごとなりきり出前道場」を運営されています。
未来について考える切っ掛けを「職業体験」を通して提供されています。
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みなさん、はじめまして。
一般社団法人夢らくざプロジェクトの髙田です。
2011年から子供を対象とした職業体験プログラムの企画制作をしています。
https://www.yumerakuza.net/

当団体のコンセプトは、「夢★デザイン」です。
まずは職業体験を通して、世の中には沢山の魅力的なお仕事があることを知ってほしい。
またそうしたお仕事を知ることで、将来に対する自分の可能性を広げてほしいと考えています。

私もそうでしたが、世の中にあるすべてのものが誰かの仕事によって成り立っているということを、子供の頃に意識することはありません。

しかし、服を着るにしても、ごはんを食べるにしても、家で生活するにしても、誰かが仕事をして、洋服や食べ物、家を作ってくれたからこそできる行為です。

もちろん、大人になって仕事をし始めると、こんな仕事はしたいけど、あんな仕事は嫌だなどと思うことはあります。
ですが、大人が頑張って働いているからこそ
「ちゃんとみんなが生活できている」
「世の中が回っている」
ということを理解してもらいたいですし、どんな仕事に対しても尊重する心を育んでいきたいと考えています。

そうした中で新しいことに色々チャレンジして、早く大人になって働きたいと思えるようになってもらいたいと考えています。

また、大きくなって仕事を選択する時には、さまざまな職業があることを知り、その職業がおおよそこんなことをするのだとわかった上で「自分がこれをやりたい!」と決めた方が、その仕事に対するやりがいや情熱、誇りや責任に繋がるのではと考えています。

今とは時代が違いますが、私が職業を始めて意識したのは、大学3年生で就職活動をするタイミングでした。
そして就職して、色々な職業の人と仕事をするようになってはじめて、世の中にはこんなに色々な楽しそうな仕事があったのだと知ったぐらいです。

そこで、こんな仕事がしたい、あんな仕事もしてみたいとなるのですが、職業によっては「時すでに遅し」です。
もちろん、何歳からでも本人のやる気と覚悟さえあれば、どんなことにも不可能はないと思います。

でもやはり、早い段階から自分はどんな仕事をしたいのか、どんな大人になりたいのかを意識しながら、勉強なり、習い事なりをする方が、「やり抜く」という観点から考えてもよいのではないかと思います。

そこで、大事になってくるのが、「夢★デザイン」だと思います。

まずは、自分の将来の「夢」を持つ。
そして、その「夢」を実現させるためにどうすればいいかを考え行動する。

そんなこどもたちを応援することが、私たちの活動になっています。

(後半へ続く/4月マンスリーエルパ)

夢★らくざプロジェクト(一般社団法人夢らくざプロジェクト)
代表理事 髙田 亮

https://www.yumerakuza.net/
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